約束

8/21
前へ
/161ページ
次へ
男の子が、殴りかけた時、私はスッとよけ、横腹に足で一撃をくらわした。 男の子は、よろめいた。 「よえー奴が、いきがんなよ?」 私は、眉間にシワを寄せ、しゃがみこんで、倒れた男の子の顔を見る。 男の子は、笑い。 「お前も、俺が一人だと思うなよな…。」 ハッと気がついた時には、私の周りに10人位の不良達に囲まれていた。
/161ページ

最初のコメントを投稿しよう!

29人が本棚に入れています
本棚に追加