始まりは

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地に足を下ろせば、目の前には奴が対峙している筈だろう 空腹になった奴は、間違いなく命を狙ってくる 我も、奴の命を狙う どちらが死ぬか、という事だ 闇が徐々に晴れて 地に足を下ろす ズズ… 目の前で蠢く、触手のような影が鋭利になって 我に襲いかかってくる 嗚呼、彼らを連れてこなくて良かった
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