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そう思ってる時期はオレにもありましたwww
オレは蒼真を解放した。
蒼真はテーブルの上に置いてあったカッターを手に取り刃を出した。
両手で持ったカッターを自分の喉に突き刺そうとした。
が、一向に止める気配がなく、喉に刺さる5ミリ手前で慌てて蒼真の腕を止めた。
直「本気で死ぬつもりだったのか!?」
蒼「当たり前だ。何故止めた?」
直「お前バカなんじゃねーの!」
オレは実行しないことを前提にしていたのに.……。
蒼「オレが消えたらお前はオレに縛られる事も絡まれる事も無くなるんだぞ?チャンスじゃねぇーか」
直「いやいや。文化祭初日にこんな下らない理由で親友が自殺とか後味悪すぎるだろ!それこそ引きこもりのニートになっちゃうぞ?オレ」
蒼「普通の日なら止めなかったのか?」
直「そういうもんじゃねーよ!普通の日でも間違いなく止めたわ」
蒼「.……お前って謎だよな」
直「お前のが謎だろ」
蒼「まぁいいや。貸せよ。死ぬなかったからソレ着るよ……」
直「あぁ」
本当に驚いたわ。
オレは蒼真に服を渡しながらそう思った。
だってさ、バニーコスをしたくないからといって自殺しようとする奴なんて居ないと思うだろ?
どんだけ嫌だったんだよwww
ー直人視線終了ーー
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