☆困惑の切り裂きジャック☆

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湊「………ぇ…?」 夕「お前は一途だな。嫌ならちゃんと拒めよ。オレを他の野蛮な野郎と一緒にするな。ちゃんと止まれる」 湊「殺し屋なのに?」 夕「仕事とプライベートは分けてるわ!」 湊「あ、そう」 夕「…あと、オレとアイツを重ねないでくれ」 湊「じゃあ、顔隠せよ」 夕「包み隠さず!?理不尽なっ!!」 同じ顔してたら…ねぇ? それで重ねるなって無理だろ。 湊「オレはオブラートは使わないでストレートを好むから」 夕「それ薬の話?それとも毒??」 湊「飲むのと吐くのは大分違うぞ?」 夕「もう寝ろ!明日も仕事だろ?」 湊「テンション上がって寝れなーい」 夕「子供かっ!?」 湊「オレを持ち帰ったお前が悪い」 夕「ああ言えばこう言う!もう!!」 この人…性格は聡明より、まこっちゃんっぽくね?オカン?? トップクラスの指名手配犯はオカン? そう思うのはオレの頭がお花畑だから? …たぶんオレの頭の中は荒れ果てた大地だけど。 湊「オレの取り扱いは要注意だからw」 夕「流石、転んでもタダでは起きない財界の悪魔だわ」 湊「部下達が優秀過ぎただけだ」 夕「あらゆる方法で企業をデカくした若き天才。今や小企業だったなんて誰も信じないからな」 湊「…まぁね。財界の悪魔は本当に地獄に堕ちちゃったけどねー。這い上がってきたけど」 夕「…オレはお前が穢れてるとは思わないけどな」 湊「……え?」 夕「お前は前に進もうとしている。途中で挫折して諦めた人間が一番醜いと思ってるから。オレは」 もしかして…慰めてくれてる…? 湊「案外、優しいな。アンタ」 夕「お前は特別だ」 湊「とか言ってオレが寝てる間に殺すんだろ?」 夕「…殺すくらいなら手駒にしたいな。お前くらいの才能があれば生かして置いた方が絶対にいいからな」 湊「よく言われる。それ」 夕「(コートかければ寝る?ってどういう事だ??)」 いきなり聡明のコートをかけられた。 聡明の匂い。 あ、ダメだ…落ち着いたら眠く…。 湊「そーめいの匂い…((ふにゃっ」 夕「…っ、…手を出しても届かないなんて…運命とは残酷だな」 湊「………?」 夕「おやすみ。ゆっくり休めよ…?」 湊「…ん」 オレの意識はどんどん遠のいて行った。 ー湊視線終了ー
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