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「桜の精みたいなの・・・現れないな(・-・)・・・」
『バグか?』
「さぁ?まぁ花見してればフラッと現れるんじゃね?桜綺麗だし、ゆっくりしてこうぜ!」
『・・・あぁ、そうだな』
二人が桜に近づいていくと、ゆらゆらと降る花弁が一か所に集まっていき、その中から桜の精であろう者が現れた。
その姿は桜のように脆く儚さを漂わせている。登場の条件は、桜の木に近づくことだったらしい。
『あんたが桜の精かい?』
カウボーイが話しかけると、閉じられていた目がゆっくり開いていき・・・
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