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「なんたって、最近サラフォード育成学園で実力がトップになったからね。」
エリサは自慢げに話した。
「それなら、もうじきクラグ最高機関に入れるじゃないか。」
クラグ最高機関、この機関は俺の住んでいるナーミュ国に存在し、各国の育成学園でトップの実力を持つ者のみ入れる最高機関。
実力は確かなもので、司令官に召集され、命令のもと戦場に派遣される。
因みに俺は当然入っている。
「これからは楓と共に戦えるね。」
「派遣される戦場が同じだったらな。」
そんな他愛もない会話をしていたら外は暗くなっていた。
「じゃあ親が心配するといけないからもう帰るな」
「うん、わかった。気を付けてね。」
俺は挨拶を済ませると自宅に飛んでいった。
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