10人が本棚に入れています
本棚に追加
移植をしない限りは助からないらしい。
けれどドナーなんてものは簡単に見つかるわけでもなく、更には莫大なお金も必要となってくる。
余命は持って後一年
と言われた。
正直、どうでもいい。
聞いたときも特に驚きもしなかったし まあ、そんなもんか くらいにしか思わなかった。
私は生きることに
そこまで執着していないのだから。
余命を告げられたときのことを思い出しながら、もう一度窓の方に顔を向ける。
さっきと変わらず、真っ青な空。
ガラッ
ーーーー誰かきた。
最初のコメントを投稿しよう!