第1章

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お母さんさんは、元々体が弱く家事しかした事なかったから働いてもすぐクビになる、それの繰り返し。今は、近くのスーパーでパートしてる。 ガラッ 30代前半の男の人がドアをあける。 この人が、私達の担任鶴谷愼太郎(つるやしんたろう) 面白くて、頼りがいがあって、生徒となかの良い先生。みんなは、鶴ちゃんって呼ぶ。 その鶴ちゃんが、黒板をチラッと見て、何故か私達を見た。 「木村、あれ職員室に持ってくの手伝ってくれ。」 先生の目線の先には、さっきの授業で使った和英辞典が山積みにされていた。 ちなみに藤堂先生は、英語の先生だ。
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