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コンコン
兄貴「主、入るぞー」ガチャ
瑞穂「やぁ…」
俺は布団にうつ伏せになりながら元気ない返事をした
兄貴「んな落ち込むなよー」
瑞穂「俺は男の時に持て余す性欲のせいで女の子になりたいって考えた時があった」
兄貴「キモッ」ボソッ
瑞穂「出てってくれ」
兄貴を睨む
兄貴「冗談冗談w」
瑞穂「んでまぁ…想像の中では楽しそうな生活をしてたのになぁ……」
兄貴「妄想の間違い」
瑞穂「実際になってみたら恐怖しかないわww」
兄貴「恐怖って?」
瑞穂「なんかさ…元の俺ってなんだっけなぁって思ったりしてさ…」
兄貴「おまえはおまえだろうww」
頭をバシバシ叩く兄貴
地味に痛い
ハゲになったらどうするこの変態
兄貴「変態はおまえだろ」
瑞穂「そーですよーだ」
瑞穂「…俺の棒(意味深)が無くなったのはちょっとショックだなぁ」
兄貴「遠回しに言う所がド変態だなおい」
瑞穂「可愛い弟を慰める事もできんのか兄貴は!」
兄貴「別に可愛くねーし」
瑞穂「カッコイイ弟を慰めろ!」
兄貴「(いい)わけないだろ」
瑞穂「あー!もうパソコンするから出た出た!」
俺は布団から立ち上がり兄貴をドアの方に押しながら言った
兄貴「おまえ自殺とかするなよ」
瑞穂「するわけねーだろバーカ」
母「まぁ、そんな言葉を使う女の子はどこにいるのよ!」
ドアの前に母が立っていた
兄貴「クラスでも5人ぐらいいr、へぶっ」
母お得意のアッパーが出ました!
急所に当たったようです!
みぞおち的な意味で
瑞穂「あー、わかったわかった」
母「わかってないでしょ!」
こんな時に頼れるのが兄貴
瑞穂「兄貴に男言葉を喋ろって言われてさぁ」
母「そうなの!?」
兄貴「はい!?」
瑞穂「ちょっと犯罪者の顔をしていました」
母「ちょっと来なさい!」
兄貴「俺なんもしてねー!」
母は兄貴の手首を掴んで下に降りてしまった
瑞穂「すまない兄貴……www」
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