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兄貴「そういえば最初着てた水着はどうした?」
瑞穂「服の中に着てるよ」
兄貴「変態だなおい」
瑞穂「お前が言うな逆立ち」
瑞穂「ってか階段はどうやって下りんだよ」
兄貴「普通両手を使えば降りれるだろjk」
瑞穂「やだ…かっこ悪い……」
兄貴「そこはカッコイイだろう」
瑞穂「逆立ちしながらドアを開けて更に階段を下りてるやつをカッコいいと言えるかよ」
兄貴「ツンデレですね、わかります」
瑞穂「喋ってないで手を動かせ手を」パシッ
兄の足を叩いた
兄貴「ちょっ!」
瑞穂「あっ!」ガシッ
あっぶねぇ!
兄貴「何しやがる!」
瑞穂「俺が足を掴まなかったら倒れてただろ!感謝しんしゃい!」
兄貴「お前のせいだろ!」
瑞穂「聞こえなーい!何も聞こえなーい!」
俺は兄貴を置いて階段をいち早く下りた
兄貴「ちょ、待てよ!」
瑞穂「ん、あww」
そうか、逆立ちだから早く来れないのか
瑞穂「兄さんこちら、手の鳴る方へ!」
兄貴「懐かしいなおい!」
瑞穂「ってか階段から逆立ちして下りてくる兄貴こえぇww」
兄貴「うっせぇな」
瑞穂「人間って重力で血が足に溜まりやすいから脳に集中的に血を送るらしいけど……それじゃあ脳に血が溜まって血管ブチッだね♪」
兄貴「サラッと怖いこと言うんじゃねぇ!」
瑞穂「いや、わりとマジで」
兄貴「シリアスな顔で言うなぁぁっ!」
瑞穂「早く手を動かせー、さもなくば足カックンならぬ腕カックンするぞ」
兄貴「そして頭を地面に強打ですね、わかります」
瑞穂「ほらほらぁ!せっせと動かんかい!」
兄貴「俺は奴隷かよ!」
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