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プロローグと注意事項と人物紹介
プロローグ
3月20日
大雨の中、俺は地べたに座り泣きながら少女を抱えていた。
少女は細い手で俺の頬をそっと撫でた。
「そんな…泣くな……」
「いやだよ…まだ何か策はあるんだろ!?」
俺は泣きながらも聞いた。
しかし少女の答えは…
「もう策はない……このまま終わりを待つのみだ……」
「そんなっ………」
俺は言葉を失った。
本当に策がないのか……
俺はある日の記憶を思い出した。
この方法なら彼女を救い世界崩壊を避けられるかもしれない!!
俺はこの事を彼女に伝えようとした。
しかし彼女は……
すでに息をしていなかった………
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