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ジャック「ところで、おじさん何か用なの?」
男「あっ、話し方変わった」
ジャック「おじさん悪い人じゃないみたいだからね」
男「そうか。話というのはだね、キミの連れてる牛を貰いたいんだよ」
ジャック「この牛を?」
牛「ワテですか?ワテは安くないでっせ?」
男「もちろんタダでとは言わない、この豆と交換だ」
牛「ワテがそんな豆っころと同等?踏み殺すぞオッサン」
男「この豆はね、魔法の豆なんだよ」
牛「うっさんくさいなーオッサン、魔法て」
ジャック「魔法!?うわぁスゴい!交換しておじさん!」
牛「ええっ!?ちょ、ちょいまちぃなジャック、魔法の豆なんて嘘っぱちやで絶対。そんなんと交換されるなんてワテイヤやで!」
男「よし、じゃあこの豆とその牛を交換だ」
牛「オッサンワレホンマ殺すぞ」
ジャック「うん!」
牛「ジャァァァァァァック!!今まで育ててきてお世話になった牛を豆と交換なんかしたらあかん!!あかんて!!あかんてぇぇぇぇぇぇっ!!!」
こうしてジャックは牛と交換し、魔法の豆を貰いました。
男「ギュフフ…旨そうな牛さんだじぇ…」
牛「ジャァァァァァァァァァァァァックッッ!!!!」
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