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ジャック「よしっ準備万端!」
ジャックはリュックサックに少量のお菓子を入れ、ヤル気満々で蔓に飛び付き、せっせせっせと蔓をよじ登り始めました。
ジャック「スゴいな~、どこまで続いてるんだろ~」
果てしなく伸びている蔓を登りながら感心するジャック。しかしジャックのスピードは落ちません。
そして、とうとう天辺に到達しました。
ジャック「雲の上まで届いてるんだ。しかも雲に乗れる!スゴいや!」
ジャックのテンションは最高潮に達していました。そんなジャックの目に、巨大な家が目に入りました。
ジャック「家だ。大きいなぁ……そういえば、雲の上に巨人がいるって聞いた事ある。もしかしたらあそこに巨人が…」
ジャックは興味津々で巨大な家に入りました。そこは何もかも巨人サイズの物が置かれています。
「坊や、何をしているの?」
ジャック「ッ!曲者ッ!?」
「違うわよ、どっちかといえばあなたの方が曲者よ」
ジャックの後ろに、一人の女性が立っていました。見た所、ここの使用人でしょう。
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