第1滑走・『Road to………』

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「そうだなぁ……、村主章枝の二十代を思い出させるような、目の醒めるような逆転劇だったよね。 グランプリシリーズでショート11位(※)からフリーで追い上げて4位、って試合を観たことあるけど……」 「ライバル、って言われて、トリノ五輪の後アイスショーで表現を追求した荒川静香さんと対象的ですよね」 「当時の日本人女子の中では独自の感性とかスケート観を持ってたんだと思う。 時々現れるんだよね。 まるで僕らにスケート以上の何かを投げつけるかのように、選手生活も試合運びもスケート自体もとにかくドラマティックなスケーターってのが……。 舞愛ちゃんもそうなりそうな気がするよ」 (※2007年中国杯。当時のグランプリシリーズ予選大会ではシングルの出場枠は開催国推薦枠を含めて12人だった。2012‐2013シーズン、出場枠は男女とも10人)
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