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馬鈴生たけ若〔まれいしょうたけわか〕
大正10年生まれ。
昭和13年、五代目京陽に弟子入りして晴坊。
同18年、徴兵。R国まで小京(当時のたけ若)と共に赴くが、敵軍の銃弾を浴びて戦死。24歳。
数日後広島に原爆が投下され、9日後終戦。
前座ながら落語にたいしては貪欲であり、人の良さを持ち味にした噺をしたという。
戦死数日前に兵隊仲間の前で披露した『紙入れ』は絶品だったと小京は語る。
帰国後、彼の功績を称え、二つ目に昇進。二代目たけ若を襲名する。
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