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~2XXX年 8月1日~
俺は病院にいた。
看護師 「はーい、治療終わったよ~。」
和人 「ありがとうございます。桜さん。」
桜 「そう思うなら、怪我しないことね。」
和人 「肝に命じておきます。」
この人は俺の母親と古くからの知り合いである、瓜生 桜(うりゅう さくら)さんである。
小さい頃からよく怪我をする俺を診てくれている。
桜 「しかし、何でこう、君はよく怪我をするのかな?」
和人 「た・・たまたまじゃ、ないですかね?」
桜 「ふ~ん、ほんとにそうかな?」
そして、苦笑いをしている俺は 十輪 和人(とうわ かずと)、東雲第一高校に通う二年生だ。
今日俺はある事情により、桜さんが勤めるこの東雲病院に足を運んでいた。
この東雲病院は日本で最も医療技術が進んでいる医療機関だ、余談だが、俺の両親もここで働いている。
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