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「あんた達に対抗する為だけに
造ったNo.sだにゃ♪
この子は記念すべきNo.222
なんだにゃ♪」
幸村「造ったのでござるか」
「こんなのがその辺にいると
でも思ってるかにゃ?」
佐助「造るならもっと可愛い物
にしたら‼」
幾つもの武器がNo.sに向かって
いくがそれは巨大な手で叩き
落とされていく。
僅かに刺さった物もあったが
痛覚はいっさいないようだった
佐助「ったく
本当、化け物だよ」
幸村「こんな所で立ち止まる
訳にはいかぬでござるのにっ」
「潰れちゃえにゃ‼」
化け物がその巨大な手で二人を
挟み潰そうと勢いよく迫った。
悔しそうな表情をする二人。
もうボロボロで気力だけで動いて
いる様なものだった。
そして諦め掛けた時、二つの影が
飛び込んで来てその平手を
止めた。
捺美「み~つ~けた💢」
飛鳥「ギリギリだったねぇ
さて覚悟はいいか💢」
「げっっっ
死神アリス」
二人の姿を見た瞬間、明らかに
少女が嫌そうな顔をした。
今までの表情が嘘の様にだ。
佐助「アリス助かったよ」
飛鳥「どういたしまして♪
化け物は俺達に任せて♪」
捺美「そこで休憩してな」
乾いた笑みを浮かべながら言う
佐助にニコヤカに返す飛鳥。
依然、化け物の両手は二人が
押さえている。
捺美はニヤリと悪そうに笑う。
と同時にパキパキと壁が剥がれ
落ちる音に似た音がし始めた。
化け物の腕が急速に壊れ始めた
のだ。
そして捺美の右肩からジワリと
現れ指の先まで一気に模様が
広がっていった。
その模様は鎌と茨の様に見える
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