1章

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―翌日― いつものように 登校中は こけて… 犬に噛みつかれて… 自転車にひかれて… 学校に行くと またハズレの クジをひいて 長い授業が終わり 昼休みがきた ここまでは いつもと同じ日常… だけど… 「…あの…何でいるんですか…?」 屋上に行くと いつも 私が座る場所に 寝ている藤本くん 「別にいいだろ。」 「あ…はい…」 藤本くんから 離れた場所に座る 「…おい。何で離れて座るんだ」 「え…だって…」 「こっちに座れよ」 と睨まれる 怖い…っ 恐る恐る隣に座る 何でこんなことに…! バサバサッ… 「あ、ピーちゃん…っ」 ピーちゃんが 肩にのる 「…お前って鳥に好かれてるな」 「はい!嬉しいです…っ」 ピーちゃんを 見ながら微笑む 「……」 「…どうしました?」 何かほっぺが赤いような… 「…え…あ、いや…。てか何で敬語なんだよ」 「いや…それは…」 あなたが怖いから! …なんて言えない… 「…俺が…怖いか…?」
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