1章

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「よし…っ頑張るぞ!」 誰もいなくなった 教室で気合いをいれる 掃除道具をだして 水をくみにいく こけないように… こけないように… 慎重に水をくんで こけずに運べた ――30分後 「ピカピカ…っ」 ピカピカになった 教室を眺める 「あとは…」 あの高い場所にある窓… 机の上にのり 背伸びをしながら 窓をふく 背が小さいのは 苦労するなー… そう思いながら 窓をふいていると ガタガタ…ッ 「え…」 机が傾き 体が後ろに倒れる 嘘…っ と目を閉じた瞬間 モフッ… 痛みではなく 柔らかくて暖かい 感触がした 「あっぶねー…」
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