1章

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―昼休み― キーンコーンカーンコーン 「………」 チャイムの音とともに 弁当を持って 教室をでる 私のいく場所は 「…よし…誰もいない」 私以外 誰もいない学校の屋上 毎日昼休みには 屋上でご飯を食べる 「ふう…」 壁に寄りかかって座ると バサバサッ… 「あ…」 一羽の鳥が飛んでくる 「ピーちゃん…っ」 私の唯一の友達 綺麗な 黄色の羽をつけた 鳥のピーちゃん 「今日も来てくれたんだ」 指の上にのるピーちゃん に微笑む 「ピー」 「今日はパンを持ってきたんだよ!」 ピーちゃんは 私が一人の時に いつも来てくれた 何故かピーちゃんには 不幸な事が起こらなかった
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