1章

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人がいるのに うたっちゃったよー!! あの人 絶対嫌だったろうな… 「うわ…っ」 足をひっかけて こける 「…いたた…」 あ…血が出てる… 今日何回こけたんだろ… やっぱり不幸な体質だな…私 そう思っていると 「おい…大丈夫かよ」 と手が目の前に 差し出された え… その人物をみると 「…あ…」 さっきの人… 何でここに… 「血が出てんじゃねーか…立てるか?」 「え…あ…」 「どした?立てないか?」 「立てます…!!心配してくれてありがとうございます!一人で大丈夫ですから!」 首を横にふりながら 勢いよく立ち上がる 「…じゃあいいや。ちゃんと保健室いけよ」 と向こうへいく男の子 …初めて手をさしのべてもらった… あの人… 学校一不良で 怖くて有名な人だ… 名前は 確か 藤本弘輝(フジモト コウキ) 本当は 優しい…人…? 「………」 この出会いが 私の人生を大きくかえる ことになるのだった
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