空の青と海の蒼

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「それから僕は君の使用人じゃない、家事は分担すること」 「了解だ」 「その他にも僕が嫌がることをしたら即出て行ってもらう」 「絶対しない、誓うよ」 あまりにも従順な雅人に、僕は少し呆れて 「本当に約束だからね」 「じゃあオレここに居ていいのか?立花」 雅人が急に立ち上がったので、掛けていた毛布がスルリとおちて再び全裸に… あー…やっぱり拒否すべきだったかも… 後悔先に立たずだったかな しかし、梃子でも動かない雅人に困り果てての軽い気持ちだった。 根っからの東京人である雅人が、何もない田舎で我慢出来るもんか… すぐに飽きて出ていくさ… 2013:04:19
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