【8】ツンデレ部長②

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「愛とか」 ………………………………。 「いりません。」 あっけにとられたものの、すかさず即答。 「これってセクハラになる?」 「じゅうぶんなるかと…。」 「ふーん、そ。」 なんなんだっ!この人! もうほんとバカなの? 「オレ、女の人と話しするときのマニュアルとかほしいなー。そう思わない?」 と上目遣いで言う部長… 普通に話せばよいと思いますが(゚◇゚) 「本屋さんへ行ってみたらどうですか。あるかもしれないですよ。」 「そだね」 あのさー、私ね。あなたがいない間すんごく仕事大変だったんですけどっっ。 なんで戻って来て早々、こんな意味の分からない会話をしなくちゃならんのだw ぷるぷるする拳を握りしめて、デスク戻った私は振りきるようなスピードでキーボードに怒りを打ちつけた。 隣の先輩か軽く失笑してるのが見えて、 少し指を止めた私は小さい溜め息をはいた。 やれやれ。こんな上司でも仕事はできる人。当分こんなやりとりが続きそう(笑)
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