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事務所へ着くと、ツンデレ部長とタツさんがいた。
おお!ちょうどよかった。
あとは、二人に任せよう!
「おはよーございまーす。新入社員研修で来られた宮本さんです。私、今から掃除行ってくるんでよろしくお願いします。」
あー、よかった。少しの間だったけど、人と話すのってやっぱ疲れるわ。
これで解放されたし、一人トイレ掃除もくもくやっちゃおう。
ちなみに掃除の場所は、毎週変わる。
今週はたまたま事務所にあるトイレ掃除だったわけで。
私はトイレ掃除が嫌いじゃない。
あの遮断された狭い空間に、ひとりでいるとなぜかほっとする。誰かに邪魔されることもない。だから自由にいろんな妄想巡らせるの。完全に頭の中は異空間へワープしちゃってるからね(笑)
やばいよね(笑)
そーです、根暗なんですよ基本。
たいていひとりでいるときは、考え事したり、妄想にふけるんだ(笑)
誰かといるより、ひとりがいい。
ひとりが楽でいい。
でもやっぱり、人は人を頼らなくして生きてはいけない。
それはね。
大人になるにつれ、必然として分かってくること。
あ。
…。
新入社員の章でごさんした。
+a的方向に脳内が自然移行しかかりました(笑)
まー、そんなこんなでひとり空間ワールドへワープするため、トイレに向かおうとしたのだけれど。
したのだけれど…。
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