【11】虎太郎と謎のおじさん

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ギラギラの太陽と真っ青な空の下で元気いっぱいに遊んだ子供たち。 ベンチに駆け寄ってきた姿は、汗だくで顔も真っ赤(゚Д゚) 「すこし、休憩しようか?のども乾いたでしょう。おやつとジュース買いに行こうかね!」 「うん!!!!」 公園を挟んだ向かい側には、ディスカウントショップがあって、みんなで歩いて買い物へと向かった。 お店に入ると、火照っていた体をひんやりとした空気が身を包んで、体を幾分か楽にしてくれた。 子供たちはお菓子コーナーでそれぞれおやつを選んで、inoと姉ちゃんは夕飯の買い物を一緒に済ませた。 一度、涼しいところに入るとまたあの暑い公園へ戻るのが億劫になった。 よし、ここはひとつビデオでつるか。 「ねぇねぇ、もうたくさん遊んだし、このまま家に帰ってビデオでも見ようか?」 すると一斉に、 「いやー!!!!」 はいはいはい(´Д`) 仕方なく公園へ戻ることに。 店を一歩出ると、容赦なく太陽が照りつけて、また体力が奪われるような感覚に ふぅーっと一息声が漏れた。
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