【11】虎太郎と謎のおじさん

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さすがに誰かに相談しなければ。 そう思い、 いつもなにかと面倒を見てくれる仲のよい先輩に、マグカップを見せながら今までの経緯を話した。 先「ええええっーーー!? 柴田さんてそんな人!?」 i「いやー……、最初は明るくて話のおもしろいおじさんって感じだったんですけどねぇ…」 i「さすがに、コレ届いたらなんか怖くなってきて( ・_・;)」 先「きっぱり、やめてください!って言いなよ!」 i「言いたいですけど、毎日仕事でやりとりするんですよ?言ったらどうなるのか想像もつかないし、逆ギレされて変なうわさとかたてられたらどうしようとか…。いろいろ考えると言えません…」 先「んー…それもそうね。 仕事ではどんななの?変なこと言ってきたりするの?」 i「それが、電話とかは普通に話すんですよ。でもPCのメールでは、仕事の話のあとに若干キモイ言葉が載ってますけど(笑)」 先輩に話したことで、少しは気も楽になった。 とりあえず、その人とは他県の事業所で基本会うことはないので、もう少しこのまま様子を見ようということになった。
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