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「ここは魔法の世界だよぅ。」
「魔法の世界か…で、仕事は?」
「仕事は確か…「最終魔法アポカリプス・レイの書」を奪われないようにする事。」
アポカリプス・レイ。かつて魔法の世界に現れた悪神ベリアルを倒す為に使われた魔法。
その威力は、カナダくらいの大国一つを消してしまう程の威力を持つ。
「うわぁ…そんなの唱えられたら一溜まりもないだろうなぁ…。」
「だから守るんだよ。「グレナダ」から奪われない為に。」
グレナダ。はっきりと正体は知らないが、グレナダは世界の破滅を望む者達の集まりらしい。
「なる程なぁ…武器は無くていいのか?」
「いいの。サイキョーの武器があるから。」
シグロはこちらを見て言った。
「あ、一緒に仕事をするブレイさんだぁ。おぅーい!」
シグロが手を振ると、向こうも気付いたかのようにこちらを向いて手を振る。
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