吸血鬼の悩める日々

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    ⑧ 部屋割り、二人一組で、5部屋。 オレは、シバにそそうをして連れて行かれた小柄な学生と、 一緒の予定だったらしく、独り部屋になった。 夜になったら、モルグを捜しだす予定なので、 独り部屋は、都合がいい(*^_^*) 他の四部屋は、二人ずつという扱い。 連れてかれた少年は、もう消されていると思われるので、 名前を覚える気はない。 若年なのに糖尿病なのが、佐藤君と田中君。1号室の相部屋だ。 痛風持ちが、木藤君。若いのに、ヘルニアが吉田君。2号室。 普通体型なのが、牧君と藤堂君。3号室。 わりと端正な容貌で、シバに質問されてたのが、金井君と原田君。4号室 まぁ、後で始末して、血をいただくから、 名前は覚えなくてもいいんだけど。 今夜だけのお付き合いというコトで~★ 夜。9時なのに早々とご就寝タイム。 容赦なく消灯されます。 もう少し経って、皆が寝静まったら動き出すか… 今日は、精神的に疲れたな。 部屋のベットに横になり、 オレは、うとうとと仮眠を取り、 身体を休めるコトにしたのだった。
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