11人が本棚に入れています
本棚に追加
⑨
夜間。
オレは、ふと人の気配を感じて、
目を覚ますが、身体がピクリとも動かない。
食事に、遅効性の痺れ薬が入ってたみたい。
誰だ?
言うことを聞かない目を無理やり、開いてみると、
シバ!? Σ(゚д゚lll)
何故、奴がここに!?
シバの唇が迫ってきます。
男同志でキスする趣味は、
持ち合わせてませんから((((;゚Д゚)))))))
『オレの貞操の危機です。
お母さん。ご先祖様。助けて!!』
オレは、声の出ない声で、悲鳴を上げました。
マジでビビッてます。
一応、吸血鬼にも、ご先祖おりますよ。
木の股から生まれてきてはおりません。
取り込み中なのに、悠長な説明してる場合じゃなかった。
RRR!
運良く、内線です。
部屋の内線に出たシバは、
「ちっ。パパからスカイプか」
舌打ちすると、
足早に、部屋を出て行った。
最初のコメントを投稿しよう!