ただの文字の羅列

おはようございます

今現在、俺は自分の言葉を最速で否定したくなっていた。

「あら…おかしいわね、ちゃんと挨拶したのに。聞こえてる？」

おーいと言いながら目の前で手を上下に振る世間一般で言う美人。いや訂正する人じゃないわこれ何か羽の様な何かがチラチラ視界に存在をアピールしてきてるわこれ。
折角少し前まで真面目に取り繕っていた心境は、理解不能の者やら事やらの所為であわれにも爆発四散してた。

「ふふ、心境どころか命が爆散したんだけどね」

しれっと心を読まんで頂きたい。というかちょっと待とう、プロゴルファーがバーディーパットを決める為にラインを読む時間程度待とう。
……よし。

「えーっと、爆発四散し「ええ」

「命って、俺の「そうね」

食い気味に答えすぎィ！とかふざけてる場合じゃなかった、現状を整理しなければ。一先ず辺りを見回してみようか。

「えー」

結果として見事なまでに白一色です本当にありがとうございますここは病院か何かですかねそうか目の前にいる人みたいなナニカもさっきおかしな事を言ってたしそうここはそういう所なんだよきっ「うるさい」怒られた。