1人が本棚に入れています
本棚に追加
尊「何て言ってるの?」
私は怖かったけど、勇気を振り絞ってよく耳を澄まして聞いてみた。すると…
照る照る坊主、照る坊主~♪
明日天気にしておくれ~♪
晴れなら鈴あげましょう~♪
雨ならお前の首をちょんぎるぞ~♪
照る照る坊主の歌だった。
尊「いやぁ!何で、何で…怖いよぉ!」
私は手で耳をふさぎ、目に涙を一杯ためた。それでも歌は聞こえてきた。
ーシャキッー
音は私の首もとで鳴った。私はとっさに避けた。首筋がヒリヒリするので触れてみた。ぬちゅっ…と変な音がした。鏡が真横にあったので見てみると
尊「…!!!?」
首筋が軽く切れ、血が出ていた。
そして外では激しい雨に雷までなりだした。稲光が起こったとたん、
尊「!!!!」
最初のコメントを投稿しよう!