悪役疑態

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「なんだ?悪役?」 「実は、もう定員が一人しか入れないんだ」 「な……悪役、それは本当か?」 「…正義……お前が乗れ…」 「……………」 「俺は悪役。やりたいことをずっとやってきた。だから、最後もやりたいことをやる。」 「やめろよ………悪役……一緒に生きるって……いったじゃんか」 (悪役正義~空間~参照) 「いけよ………最後くらいやりたいことをやらせてくれ。」 「あ…悪役!!」 「ほら、隕石が降ってくるよ。いきな。助かるものも助からない。向こうで必要なのは、正義おまえだ。マイナスの存在は消えなきゃいけないんだよ」 ………………………………………………………………………………………正義は船に乗っていった。
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