悪役疑態

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………いったか。 赤い空。 流れ星が流れている そんな幻想的で、一人しかいないという不思議な感覚に、戸惑いながら、 俺は目をつぶった。 死の音が近づいてくる。 そんな中、俺は怖いという気持ちはなかった。 死は刻々とせまる。 目を開けたとき、目の前にあったのは、 今までにないくらい真っ赤で美しい空だった。
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