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だけどここにきているってことは家系がそれ相応の強さを持ったと認識したのかしらね
ここまで見て、僕はある異変に気付く、女子の部分に番号は振られているのに名前が書いていないというものがある
なぜだろうと考えていると小都華から声がかかる
「行こうかぁ~」
子都華は僕の手を引いて体育館の外に出た
だが校舎の場所をさっき確認していなかったためにみんなのあとを追い校舎の中に入った
一年の教室は校舎の3階にあり、校舎もサバイバル科専用の校舎が建てられており、普通科や他の学科の校舎とは別に作られている
一フロア丸ごとサバイバルゲームのフィールドとなり、それもあってか、普通の学校との作りがまるっきり違っており、一階が樹界をテーマとしたフロアで、二階は、廃工場のテーマ、そして三階は白を基本とした部屋で障害物が毎時間ごと移動したりする、部屋を変形するフロアとなっている
僕たちは他のフロアを横眼見ながら階段を上ってきた
まるで異世界だ
3階についてその白を基本としたフロアを見渡した
そこに目をこらさないと見れないような部屋が二つ鎮座しておりその扉の横には1-A 1-Bという看板がこれもまた白で書かれていた
みんなも目を細めたりしながら自分が入る教室を探しその中に入っていく
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