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~京都~
誰もいない町を一人の少女が走っていた。彼女の名は神城美月〈カミジョウミツキ〉。
彼女は悲しい過去があり、霊鬼を恨んでいる。 幼いときから“殺し”をしている彼女はそのせいで『感情』というのを失いかけていた。
今の彼女に勝てる奴は、誰一人としていない……。
そんな彼女の後ろには、霊鬼がたくさん集まっていて、美月を追いかけていた。
美「はぁッ…はぁッ…ここまで来ればいいか…。」
美月が逃げた先は人気のない行き止まりの場所だった。
霊1「もう逃げる事は…できねぇなぁ……。」
霊2「さっさと…殺してしまおうぜ……。」
彼女の周りを霊鬼が囲む。
普通の人なら怖がるはずだか、美月は恐怖を感じず霊鬼に言った。
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