序章

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美「ハァァァァ……。そんなに消えたいんだ。じゃあ…望み通り消してあげるよ。」 美月が言うと霊鬼達は笑い出した。 霊1 「ヒャハハハハ……何を言い出すかと思えば…“ただ”の女に何が出来るっていうんだ。」 美 「私が“ただ”の女ならね…。」 そうつぶやくと腰にさしてある二本の刀のうち一本を抜いた。 美 「お前たちは…僕が…殺す…。」 そう断言すると彼女は心の中で言った。 美(黒龍……いくよ…。) すると、美月の頭に声が響いた。 黒龍(御意!!!…我が主…) 霊2「何よそ見してるんだ…さっさと死ね…。」
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