東京編
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ケンジ君とは自宅療養している時はよく遊んだ。 運動ができないために絵を書いたりプラレールで遊ぶことが多かった。 ケンジ君の胸には上半身の半分はあるんじゃないかという、大きな大きな傷跡があってとても痛々しかった。 何度めかの手術と入院は長期間に渡り、ほどなく転校してしまう僕はそれっきりになってしまった。
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