珈琲牛乳二杯目

6/15
前へ
/63ページ
次へ
え?断る?そんな馬鹿な事をするはずが無いじゃないか!だって珈琲牛乳が一生分!しかも依頼料!!これを断る訳にはいかんよ!!珈琲牛乳一生分が有れば夢の珈琲牛乳ゼリーで出来たベッドで眠る事が出来る!!うっへへぇ~、涎が溢れちまうぜ。 「最早ジャンキーの域だな」 「君は何か無いのかい?」 「私?私はー……、家族、のさ、えっと、そのだな」 「よし分かった叶えよう!!」 「え?分かったのか?」 「不良娘が素直に成りきれずモジモジする姿!いやぁーごちに成ります!!」 「だだだっだぁれがモジモジかァ!!?」 「あ、やばい。孝俊君の保護欲が理解出来た」 「なんでだよ!?」 溢れる涎を袖で拭い2人の会話に参戦する。 「だろ!この普段の仏頂面とのギャップが物凄いのなんのって!」 「お前まで入ってくんなあぁぁぁ!!」 「は~い此方向いて~、ピースピース」 「何カメラ構えんてんだって撮るんじゃねえぇぇぇ!!」 さて、理佐で十分何時もの調子に戻ったし話を進めようか。 「ふぅ、さてゴッドよ。取り敢えずその神の今の姿とかの写真とかないの?合ったら頂戴。それと珈琲牛乳」 「個人情報だから他者に見せる事は出来ないんだ。代わりにこの神探知機をあげよう」 「おう、じゃあそれ頂戴。それと珈琲牛乳」
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加