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「装着!」
「ど、どうだ?」
「頭が潰される」
「それは慣れるかしないと駄目だな」
「だがしかし!珈琲牛乳を飲んだ俺に隙はなかった!!」
「あっそ」
***
**
*
時は進んで放課後。理佐と肩を並べて帰宅中。俺は今、珈琲牛乳を飲んでいる。
「そういえば良く誕生日を知ってたな」
「新学期始めに自己紹介をしただろ」
「珈琲牛乳飲んでた」
「あの頃って確か教卓の目の前だったよな」
「ガン見されてたな。あの後珈琲牛乳を売ってる店リストを見た奴全員に配ったのは疲れた」
「別に珈琲牛乳が欲しくて見てた訳じゃないと思うぞ」
「そうだったのか」
「なんで言われるまで分からないんだ」
「好きだから」
「名詞を付けろよ紛らわしい!」
「理佐から名詞なんて言葉が出るとは……さてはお前珈琲牛乳をの――」
「なんでもかんでもそれに繋ぐな!たく」
「でも理佐ってあの頃は遅刻やら授業のサボりやらしてたよな~」
「さぁな、……確か孝俊が後ろの窓際に来てからだな」
「問題児隔離スペースに?」
「自覚は合ったのか」
「自覚が無かったら珈琲牛乳を飲んどらんよ」
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