珈琲牛乳二杯目

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「どうした理佐?急に噎せたりして」 「お前の感覚はどうなってんだよホント」 「そんな事より珈琲牛乳プリーズ」 「ほらよ、て待てぇ!!」 「?どふひた。ジュ~」 「ストローくわえながら喋るなよ。なんか慌てた私が馬鹿みたいだ」 「そろそろ話進めていいかい?」 今まで空気と化していた変態が会話に加わった。 「そういえば何で俺?」 「適当にサイコロを落として当たったからだよ」 「サイコロが?」 「サイコロが」 「俺に?」 「君に」 「……」 ブス←ストローを変態の鼻に刺す音。 ブシャ←中身がストローから吹き出る音。 「ギャアアアァァァ!!」 「そんな適当に決められた身にも成りやがれえぇぇ!!」 「ちょ!や、やめガボボボボ!!」 「珈琲牛乳に溺れて消えろ!」 「う~、まだ鼻が痛い」 「とっとと帰さないともう一度」 「あ、それ無理」 「無理?」 「あ、止めて、ストロー近付けないで」 「それで、何で無理なんだ?」 「ここに喚んだと同時に君達の存在はあの世界から無くなったからさ!」 「なぁ理佐。ストローって眼球に刺さるっけ?」 「いや耳の方が効くんじゃないか?」
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