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爽やかな風になびくカーテンを眺め長閑な昼休みに1人でお弁当を食べる。
そんな俺をよそに1人の男が来た。
「やあ、卓人。
今日も寂しく1人で孤独に昼飯を食しているね。」
こいつは相良良介(さがらりょうすけ)、やけに俺に絡んでくる
その度にちゃかしてくる。
「寂しく1人でとはなんだ
好き好んで誰かと一緒に食べたいとは思わないだけだ。」
「でもね、第3者が見ると結果的に孤独な人にしか見えないんだよ。
ところで僕も今1人なんだ
だからご一緒させてもらおうかな」
そう言って良介は俺の前の席に座る。
そうそう俺の名前は日比野卓人(ひびのたくと)、一応高校入りたてだ。
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