第2話

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ー森の中ー 戦士「勇者さーん」 勇者「なんだよー」 戦士「ここって何処なんですかね?」 勇者「…………は?」 戦士「今さらなんですけど、俺って方向音痴なんですよ」 勇者「それを先に言えー!てっきり僕は戦士が前を歩いていたからそれについていけばいいだけと思ったのに!」 戦士「そんなわけないじゃないですか。仲間が先頭に立って進むゲームがありますか?ないでしょう」 勇者「これ、ゲームじゃないから」 戦士「そうですね。小説でしたね」 勇者「そういう発言やめようか!」 戦士「まあ迷子になったわけですがどうします?」 勇者「冷静だな!?」 戦士「まあ慣れてますから」 勇者「いつも迷子になるのによく先頭を歩いたな!」 戦士「いや~それほどでも~」 勇者「褒めてねぇよ!!」
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