事の始まり

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「暇だ」 こんなに暇で大丈夫なのか? これで私達は税金を貰える立場なのか? 窓口にはお爺ちゃんお婆ちゃんの姿、それもちらほらとしかいない。 職員も、それに近いものを感じさせられる。 砂糖がどかどかと入れられたコーヒーばかり飲むメタボ上司、花崎さん。 実年齢が不明の(見た感じ45…くらい)寿さん。 それと同じく新米職員の浜松さん(56) 皆、のんびりしすぎだ。 日が照りすぎる窓側の方に集まり日光浴をしにここに来ているのではないか? はたまた、ただお茶とお話をしにきているだけとか? 「よくない…絶対よくない」
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