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翌日から職員と同じようにせっせかと働かされた。
そして慌ただしくも一ヶ月が経つ。
春子は苦手なパソコンと睨めっこしながら考えた。
…私、何しに東京さ来たんだっけ?
結城は相変わらず能面のように表情を変えないし指導者と名乗るなら指導をしてくれ。
文句ばかり出てしまうが、あののんびりとした地元の職員達と比べるとマシではある。
東京の人は黙々と仕事をきちんとこなすし、パソコンのカチカチという音があちこちからするのが、何処かで観たドラマのようでかっこいい。
しかし、そこから私は一体何を学べばいいと言うのか?
やった事と言えばホームページに新しいページを付け足す事、くらいだ。
それと英語が話せない私に対して海外発信するためのプロモーションを作成させるなんて。
肌身離さず英和辞典は所持している。
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