不適合

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『くそっ また、失敗か…… 何が いけない 適性は? どうして、適合者と不適合者が出来る?』 白衣の男は、苛立っていた 目の前の 意思をなくした男を蹴り飛ばし、床に転がった姿を見下しながら 『まぁいい 手持ちのモルモットが、減っただけだ 外には、無数の実験体がいる それを使えば、いいだけだ』 自分に そう言い聞かせる様に言うと 床に転がった男に小さな記憶媒体と思われる物を当てた 特に変化はない様に思われたが、白衣の男は 記憶媒体をケースに入れた
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