コミュ障が仕事をしません

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「てか、あの…」 「なにかな?」 少し口ごもりながら、髪の毛が今更になってとりあえず真ん中でわけて 「なんで、こんな所に?」 ばっとわけてから、獅冬さんの方を見ながらもそう言ってみれば 何故かプッと笑われて「気にしないで」と言いながら、ニコニコと笑い 「私は恥ずかしながらも、集中力と言うものが無くてね…だけどこう自然のものに囲まれていると自然と落ち着くんだ」 そしてまたも恥ずかしがりながら 「自然だけに自然と、面白くはないけど上手いでしょ?」 なんて言うか、本当にこのホモ学園の理事長なのかと思ってしまう…いやまじこれ本当に じっとただただ理事長である、獅冬見ていたら 「…そ、そんなに……面白くなかったかい?」 「うぇっ!?いや、そう言う意味で黙ってたんじゃないですっ!!」 あたふたと両手を横に振りながら、その後髪を掻きあげ…んーっと唸りながらも 「あの」 「…どうしたの?」 またも腰を下ろし、俺と少しの間があるが隣に座り…髪の毛を耳にかけこちらを見てきて 優しい笑顔でそう聞いてきて 「獅冬さんは嫌な人間と無理にでも関わらなきゃいけないことがあったら、どうするんすか?」 「………なんだい?いきなり、面接かい?」 そう言いながらも、口元に人差し指を当ててゆっくりと首を傾げまたも笑うが今度のはなにか違っていて 「…ふひぃwwwなんか上から目線すみすみwwwww」 なんだか重苦しくて、今ハッと思いひぃひぃと言いながらもてかwwwww ほんまに俺、なに理事長様に聞いてんだよwwwwwwww 「いいよ…答えてあげるから」 怪しい笑みでそう言った
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