幼少期―1―

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静かな部屋に重く時計のはりの音が響く。 その時、机の上においといたはずの読みかけのノートが早く続きを読みようにと催促しているように パサリと床に落ちた。 それに応えるように俺はそのノートを拾い上げ続きを読んだ。
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