27人が本棚に入れています
本棚に追加
部屋に入って、すぐにドアにもたれ掛るように座った。 ....なんで、いつもこんなに疲れるんだろう。 「はあ.....」 出たい。 こんな狭苦しいところから早く出たい。 息が詰まる。 一日一日がこんなに長いなんて地獄に等しい。 下から、子供たちの声がやけに大きく聞こえてきた。 よく聞いたら、大兄の声も聞こえてきた。 ―今日に限って、何で帰ってくるのさ.... 俺は、大兄が自分の部屋に入って、出ていくまでそこで身をひそめた。 そのあと、先生に呼ばれ、リビングに行った。
最初のコメントを投稿しよう!