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そしたら、俺はなんだかここにいちゃいけない気がしてきた。 皿を見ると、まだ半分カレーが残っていた。 だけど、その場にいるのがなぜか辛いんだ.... だから、席をゆっくりと立ち部屋に戻ろうとした。 「涼介?....もういいの?」 先生の声だ。 「ちょっと....食欲、なくて....」 「大丈夫か?風邪じゃないよな」 先生は席を立ち、俺の額に手を当てた。 その時、ちょっとだけ震えた。 「んー....熱じゃないみたいだけど....夏バテかな?無理しなくていいから部屋で休んで来い」 目をへの字にして俺の背中をポンと押した。 「ありがと.....」 「涼介!」 俺が振り返ると、大兄が笑顔で「カレー.....貰っていいか?」って言ってきたから、なるべく笑顔で「いいよ」と返した。
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