2.不可思議

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そのあと、みんな集まり朝ごはんを食べ始めた。昨日が長引いているのか、食欲が湧かなくて箸の進むペースもいつもより落ちていた。                                        ....それに、....みんなの顔を見ると余計に気分が下がって、美味しいはずのご飯が何だが、....美味しくない。                            気がついたら、周りにいたはずの子供たちが居なくなっていた。                           「涼介?」                                             先生の声で体全体に何かが走った。                                           「どうした?みんなもうとっくに、学校行ったぞ?」                                    「あ.....ごめん」                                               ―いつからボーっとしてたんだろう。                                         時間はたくさんあったはずなのに、ご飯が少ししか減ってなかった。                             時計を見たら、あと20分しかない。                                          ここから学校まで30分かかるというのに.....  
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